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2024-10-20  北海道クラブマンカップ最終戦レポート!!

いよいよ迎えた最終戦、ポイント上位ランカーが実力通りにポディウム登壇!

~GR Yaris Cup は惜しくも道内勢の上位進出ならず!~


2024 北海道クラブマンカップレース第5戦
2024年 10月20日(日)
  十勝スピードウェイ(クラブマンコース)

~冷涼な気温とダブルヘッダーの難しさ!~
ますます秋の深まる北海道、クラブマンカップシリーズも今年の締め括りの最終戦である。

十勝地方も前日の雨の影響で気温は上がらず、峠はもとより平地でも初雪の便りが届いたほどで、早朝の気温は3~4度という寒さだったのだ。

ただし、日曜は幸いに日差しもあり、陽だまりにいると心地よさを感じるほどになった。

この冷涼な気温、実はエンジンにとっては好条件なのだ。空気の密度が上がり、重点効率が向上しパワーも増すのである。

それはほんの数馬力だろうが、実際にクルマを操るドライバーにとっては重要なポイントになるのだ。

事実、今回のポールタイムはこれまでの4戦を大きく超えて最も速かったのだから。


それに反して難しくなるのがタイヤのセッティング。路面温度が低いとタイヤが発熱せず、充分なグリップを得るまでに時間がかかるのだ。

十勝で開催されているクラスのほとんどがワンメイクであり、フルノーマルのナンバー付車両も多いわけで、フォーミュラカーやGTマシンのように、アクセル全開のままブレーキを踏み続け、ブレーキの発熱をホイールを通じてタイヤを温めることができない。

そのあたりドライバーとチームのノウハウ蓄積が重要になるのだ。

もう一点、この最終戦がこれまでの4戦と違うのがダブルヘッダーである事。

つまり一日2回のレースを戦わなければならないわけで、体力的な面はもちろん、予選の走り方も違ってくるのだ。


通常の予選アタックはタイヤに熱を入れ、前走車との間隔を考え、スリップを使えるかどうかも判断し、最適な状況で1回だけ渾身のアタックをすればいい。

ところがダブルヘッダーの場合、レース①のグリッドはベストタイムで決まり、レース②はセカンドベストで決まる。

つまり渾身のタイムアタックを2回やらなければならないのだ。連続してアタックするか、一度ピットに戻り、タイヤのエア圧など調整して再度アタックするか。

このあたりの判断は難しいところで、これまたチームに蓄積された経験やノウハウが大いに影響するのだ。

いずれにしても今シーズンの集大成、フィナーレを飾るシリーズ最終戦の幕が上がったのである。


<VITA-01 北海道シリーズ第4~5戦>

~上野大哲選手、完全勝利で満点チャンプ決定!~



今シーズンのVITA-01,参加台数が大きく減少してしまった。
とはいえ今回はシリーズ最終戦であり、参加チームの意気も上がったようで、今年初めて参加台数が10台とギリギリ2桁となった。


しかし、参加台数が増えようが、新たな選手が登場しようが、今期連勝中の上野大哲選手にいささかの影響もなかった。

予選開始のシグナル点灯とともにコースインし、チーム代表の佐藤元春選手とタンデムで走行を開始する。

日没が早いため路面温度の低い早朝の8時15分に設定された予選、周回を重ねてタイヤに熱を入れるしかない。

「佐藤選手が思ったより速くて、あわてました。クルマの個体差なんでしょうが、このシャーシはなかなかタイヤに熱が入らないんですよ。

そのため、しっかり走り込んでからのアタックでした」と、予選終了間際に先行した佐藤選手のスリップをうまく使ってトップタームをマークするのだ。


「この状況だとリアのトラクションをどう生かすかがポイントですね。そのあたり決勝レースでも進化させてゆきますよ」という佐藤選手が2番手。

ほぼ単独でアタックした村上泰規選手が、「エア圧がなぜか下がってしまったり、水温調整もうまくいかなかったです」



と言いながらも3番手に入り、グリッド上位陣の顔ぶれはこれまでとまったく変わりなかった。





そして決勝、まずは午前中のレース①だが、このレースの勝敗を分けた大きな要素はセフティカーランだったかもしれない。
2周目に入った第1コーナーで後方グループの1台がコースオフしグラベルにストップ、すぐさまセフティカー出動となったのである。



いつもながら十勝のレスキュークルーの作業は適格で素早く、ペースランはわずか2周で終了したのだが、
その間にタイヤが冷えてしまったのは事実で、その影響を被ったのがシャーシ特性によりタイヤ温度上昇に時間がかかるという上野選手だろう。

再スタートとなって佐藤選手がテールtoノーズに迫り、村上選手もペースを上げて追いつき三つ巴のバトルとなったのだ。




残り6周の接戦となったが、「まったく余裕なんかなかったですよ、常に佐藤選手がミラーに映ってましたからね。

ストレートで迫られ、コーナー部分で引き離すというパターンでした」と言う上野選手が逃げ切りに成功し4連勝。

「ペースは悪くなかったんですが・・」と言う佐藤選手が2位、「セフティカーが影響しましたね、レース再開すぐに佐藤選手に抜かれてしまいましたからね」と3位は村上選手。

久しぶりの出走となった坂本幸照選手が、「エンジンが不調で、クラッチも交換。さらにフレームにクラックも見つかって修理と散々でしたが、メカニックが頑張ってくれました!」と4位入賞となった。





午後からのレース②、ここは今シーズン何度も見せつけられてきた上野選手の“一人旅”パターンとなる。

スタートから一気にリードを奪うや、ライバルたちを全く寄せ付けずトップチェッカー。

ここまでの全レース、ポールポジション、ベストラップ、優勝とすべてを手にするパーフェクトチャンプの誕生となった。




<TS-86/BRZ シリーズ第4戦~5戦>

~KEI NAKAMURA選手の“独り舞台”!~



 結果から言えば、この最終戦もまたNAKAMURA選手が連勝記録をさらに伸ばし完全チャンプとなった。

だが、このクラスに参戦開始以来、ただの一度も負けたことのない絶対的存在であるNAKAMURA選手、その状況を何とか打破したいと思う勢力があってもおかしくはあるまい。

いや、ライバルチームのすべてがそう思っていたに違いない。そこで“刺客”として送り込まれたのが古井戸竜一選手だった。







古井戸選手といえば、十勝では超有力ドライバーの一人であり、参戦したほとんどのカテゴリーでチャンピオンになった“猛者”なのだ。

NAKAMURA選手追撃にこれほど最適なドライバーはいるまい。

そして、「GR86には全く乗ったことがないんですよ、というよりハイパワーFR車でレースした経験が全くなんですから、私も完全な初心者ですよ」

と言いながらも前日の難しいウエットコンディションのなか、好タイムを連発して見せたのである。

その状況にさすがのNAKAMURA選手も「今回はヤバイかもしれない・・」ともらし、
連続2位の小野寺俊選手も、「古井戸さん、速いわ。走りも安定してるしね・・」と口では言うものの、その底には「ニューカマーには負けないぞ!」という意地も感じられたのである。

そして予選、GR86には初めて乗るはずの古井戸選手の速さは予想以上だった。

ただ一人1分36秒台を叩き出してポールを奪うのだ。あまり予選やレース序盤の順位にはこだわらないNAKAMURA選手が2番手、小野寺選手が3番手となる。


決勝のレース①、ホールショットを奪ったのは予定通りに古井戸選手。NAKAKURA選手は無理せず2番手で、いつも絶好のスタートダッシュを見せる三浦稔呂選手が小野寺選手をパスして3番手に上がる。



そのままレースも中盤に入り、「今回はつらかったですよ、さすがに古井戸選手は速かった。

なんとかスキを見て抜きましたが、厳しかった」と6周目の第1コーナーでNAKAMURA選手がトップ浮上。


接戦となったのが3位争いで、何度もボディが接するほどのバトルをなんとかラスト1周を残したところで小野寺選手が三浦選手のインにねじ込むようにパスして決着をつけた。

レース②は予想外の展開となる。レース①と同様に激しいバトルとなっていた小野寺選手と三浦選手の3番手争い、今回は無事に終わらず5周目に入る最終コーナーでクラッシュしてしまうのだ。

三浦選手はコースに復帰できたが、小野寺選手はフェンダーがタイヤに食い込んでしまいリタイヤせざるを得なかった。



さらに7周目、リアからわずかな白煙を上げながら古井戸選手がピットに戻ってきたのである。

ドライブシャフト破損で駆動を失ってしまったのだ。

これで難なくトップに立ったNAKAMURA選手、後続に20秒以上の大差をつけてトップチェッカーを受ける。

ドラマはそれだけで終わらず、5周目のクラッシュからレース復帰できた三浦選手、2番手にポジションを戻したのだがトラックリミット違反が重なり、
10秒加算のペナルティ。

なんと最後尾からスタートした内田朋宏選手が、「いやあ、自分でもビックリした。だけど最高にうれしいです!」と自身初めての2位表彰台登壇となったのである。




<N1-1000 シリーズ第4戦~第5戦>

~“仲間内バトル”は阿野雅樹選手の2連勝!~




このクラス、TS-86/BRZと混走なのだが双方のラップタイムは相当に違い、ほとんどレース展開に支障はあるまい。

そして、このN1-1000クラスは参加5台すべてが水田貴之氏率いるステップエンジニアリングがメンテナンス車両で、いわばチームメイト同士のレースなのである。

とはいえレースとなれば話は別で、予選から一団となってアタック合戦となる。

シリーズポイントリーダーである酒井正和選手がポール。

ベテラン安藤義明選手が2番手となるのだが、問題はグリッド位置。

TS-86/BRZとの混走のせいでポールポジションがイン側となってしまったのだ。


そして決勝、グリッドの有利不利はあるだろうが、イン側につけた酒井選手が一直線に加速して安藤選手の先行を許さない。



3番手にはこのレースのために遠征してきた阿野雅樹選手がつけるが、ほとんど差のない接戦となり、その中で酒井選手がスピンしてしてしまい、その間に阿野選手がトップ浮上となる。

レース②も序盤から上位4台の競り合いとなり、そのバトルは結局最終ラップまで続くのだ。




スタート直後は3番手につけていた阿野選手、中盤からペースアップしトップに立つや、レース①と同様に逃げ切ってしまうのである。

「遠くから出てきた甲斐がありましたよ、最高に楽しいバトルでした」と2連勝を飾った。






<N0-Vitz シリーズ第4戦~第5戦>

~生まれ変わった?えふで校長、見事な2連勝!~




 いつもはTS-86/BRZやN1-1000クラスと混走になるのだが、今回は最終戦とあって単独開催となった。

N0-Vitzは排気量が大きいこともありストレートは速いのだが、コーナーはN1レース仕様のN1-1000の方が速く、どうしても混在バトルとなってしまう。

わずか10周のレースで、わずか6台の出走なのだが、トラブルを避けるためにも単独開催としたのだろう。


9月のシリーズ第3戦で初勝利を手にしたえふで校長。

今回は生まれ変わったように自信にあふれた走りを見せてくれた。

予選からコンマ2秒差ながらポールを奪い、レース①、レース②ともに一度としてトップを譲らぬ完勝を果たしたのである。


残念だったのは高見俊光選手。レース①は2番手、レース②はポールからのスタートだったのに、両ヒートともスタートミスを犯し、えふで校長の逃げ切りを許してしまうのだ。



スタートのミスがなく、トップに出ていたらまったく違った展開になっていたはずで、

高見選手にとっては悔やみきれないレースだったろう。

それに反して、これまでトップ争いに加わったことなどほとんどなかったが、前戦から生まれ変わったように快走を見せたえふで校長。

来シーズンもその好調が維持できるか楽しみになってきた。





<TGR Yaris Cup 2024 北海道シリーズ 第3戦>





~川福健太選手、今季2勝目でタイトルも奪取!~







 ナンバー付車両によるレースとしては日本最大規模となるTOYOTA GAZOO Racing Yaris Cup 


今シーズンからその規模拡大に合わせ全国5シリーズとなり、もちろん北海道にもそのシリーズが設定され、今回はその最終戦である。

ただしドライバーは全国どこのシリーズに参戦しても良く、関東ベースの川福健太選手はすでにSUGOでの東北シリーズチャンプを決めている。


 そして北海道シリーズ、第2戦を終えた時点でポイントリーダーは道内勢期待の阿部晃太選手、2番手に前戦優勝の渡辺圭介選手、僅差で川福選手が3番手につけている。

特に川福選手の速さと安定感は圧倒的であり、彼が十勝に参戦するたびにゼッケンも車両も違う状況なのだが、土曜の専有走行やスポーツ走行でも常にトップタイムをマークするのだから。


 その川福選手の強さは公式予選から充分に発揮される。コースインして2周ほどタイヤや車両のチェックを終わらせるとアタックに入り、トップタイムを叩き出すや、そのままピットに戻ってしまう。

その1ラップに自信があったのだろうし、確かにライバル達にコンマ7秒近い差をつけていたのだ。これは、イコールコンディションのワンメイクでは絶対的なアドバンテージとなる差と言えるだろう。


2番手にVitzの頃から遠征参加してくれている赤堀康祐選手。

道内勢の最上位は6位の阿部晃太選手となるが、一歩抜け出した川福選手以下はグリッド8番手まで1秒以内に並び、大接戦が予想されたのである。


その決勝、川福選手はポールの利を生かして、後方集団の動きをけん制したあと、過不足ない加速でホールショットを奪うや、そのままリードを広げてゆく。

続く2番手争いは大接戦で、赤堀選手と渡辺選手がテールtoノーズとなり、渡辺選手が赤堀選手をパスするが川福選手は2秒ほどのマージンを持って悠々とトップ快走。


大接戦の2番手争いに加わってきたのが予選5番手からポジションを上げた阿部晃太選手。




何とか先行する2台のスキをうかがうのだが、チャンスを見いだせない。レース中盤からは大きな動きもなく、それぞれが3車身ほどの差を保ったままレース終了。

タイトル獲得のチャンスもあった阿部晃太選手は4位でゴール。



残念ながら道内勢のポディウム登壇はならず、北海道シリーズの初代チャンピオンは、東北シリーズに続き川福選手が手中にする事となったのである。




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