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2022-07-18  北海道クラブマンカップレース第2戦レポート!

ワンメイクを勝ち抜くワザも気力も充実!
大島良平選手が開幕戦の雪辱果たし、見事に念願の初優勝を達成!!


2022 北海道クラブマンカップレース第2戦
2022年 7月3日(日)
  十勝スピードウェイ(クラブマンコース)

~VITA-01の存在価値はさらに上昇!~
 2009年に発表されて以来、その適切なマシン性能と比較的安価な価格設定から、アマチュア向け本格レーシンカーとして人気を博してきたVITA-01、今年も全国7ヶ所のサーキットでシリーズ戦が開催されている。
さらにそのシリーズ戦以外にも、女性ドライバー限定のKYOJO(競争女子)CUPや、ドライバーが男女ペアで参加してもらう耐久レースも企画されるなど、その活躍の場は参加者の老若男女を問わず、ますます広がっているのである。その意味でも、VITA-01はレース業界にとって欠くべからざる存在になったと言っていいだろう。

また、おそらく国内レースカー市場では、史上最大と思われるほどの販売台数を記録しているわけで、充実した中古車市場も形成されているという。新車でもスーパー耐久の参戦する改造ツーリングカーより安価だし、程度のよい中古マシンが軽ハイトワゴン程度の価格で購入できるとすれば、人気のカテゴリーとなるのは当然だろう。

その人気拡大の中でシリーズ戦として重要度を増してきたのが我々の地元、十勝スピードウェイでの北海道クラブマンカップレースだろう。参加台数も常に安定しており、今回も16台がエントリー。参加ドライバーのレベルも高く、上位陣は誰が勝ってもおかしくない程に実力は拮抗している。もちろん今回も期待通りの接近バトルが展開されたのは言うまでもあるまい。

~VITA-01レースの楽しみ方は?~


 国内有数の量産レーシングカーとなったVITA-01、参戦ドライバー達はどこでその魅力にめぐり合ったのだろう。もちろんこのサーキットでのレースを観戦したり、既存のチームの応援やサポートでVITA-01を見て、そこからレースキャリアをスタートさせた選手もいるが、様々なカテゴリーからこのVITA-01に行き着いた選手も多い。

 今シーズンから本格参戦となった四倉悠聖選手、「子供のころからクルマは好きで、レースも見に行ったりしてました。それが高じてとうとう自分がレースに出てしまいました。3年前くらいにザウルスJrに出て、その後はもてぎやSUGOのスーパーFJに参戦してたんですが、このカテゴリーのベテランである平中繁延さんに出会ったことがきっかけでVITA-01に出会いました」と言う。


 開幕戦では善戦しながら惜しくも優勝を逃した大島良平選手、「北海道ではVITA-01のトップチームである恒志堂レーシングから参戦し始めました。チームオーナーである佐藤元春さんと出会ったのが大きいですね。そこで改造ツーリングカーとは違い、クルマの差で勝敗が決まらないワンメイク・イコールコンディションレースに触れたのがきっかけですよ。その面白さから、とうとうクルマを買って自分のチームを作ってしまいました!」
 その大島選手もメンバーだった恒志堂レーシングから参戦しているのが鶴田哲平選手。「鈴鹿などでF4に乗ってたんですが、今年の富士24時間レースに佐藤元春さんから『耐久、出てみないか?』と誘ってもらったことがきっかけで、そこからVITA-01レースへの参戦が決まったんですよ。F4など本格フォーミュラカーとはコントロールがまったく違って、ちょっと苦戦してますが、やっぱりレースは最高ですよ!」とヤル気を見せてくれる。


 毎回上位争いの常連である鬼塚益生選手はチームに加わらないプライベート。十勝スピードウェイのVITA-01レンタルシステムを利用して参戦していたが、今年は自分自身のクルマを購入してオーナーとなった。「十勝のレンタルシステムはとても有効で、私もザウルスJrの時代から利用してました。そのザウルスJrでチャンピオンとなって、次は・・と考えていた頃に出会ったのがVITA-01でした。ウエストの神谷さんもピットに来てくれて話をするようになって、『よし、次のクルマはVITA-01にしよう!』と決めました。そういう製造元からのサポートやアドバイスは大きいと思いますよ」

 その他、ほとんどの選手が口にするのはイコールコンディションの徹底されたレース環境である。参戦車両は製造元であるウエストからの出荷時の状態を保持することが求められ、毎レースそれを公式車検で確認される。サスペンションやタイヤ空気圧などの細かいセッテイングを除き、車両本体に手を加えることは厳禁されているのだ。エンジンやミッションには封印がなされ、開けることができないのは言うまでもない。

 そのエンジン、トヨタ・ヴィッツに搭載されていた1.5リッターなのだが、ヴィッツがNCP13からNCP131へ進化した時に多少の変更があり、そのため新タイプを搭載したVITA-01には旧型に対し15キロの重量ハンデが課されている。
 大島選手は、「クルマ本体はみんな同じで、勝敗を分けるのはチームのセッテイング能力とドライバー自身のテクニックだけ。これこそがVITA-01レースの醍醐味だし、私が引き付けられた要因ですね」と話してくれたが、さらに「確かに新型エンジンはちょっとパンチがあるように思いますが、それは旧型に対してさほど大きなアドバンテージになっていない。走り方の工夫でどうでも対応できますよ」
 そのあたりは鬼塚選手も同様で、「僕は旧タイプのエンジンを使っていますが、レースになればあまりハンデは感じない。実際これまでも旧タイプエンジンで上位争いに加われていましたからね」と言う。
四倉選手も「僕はフォーミュラで育ちましたが、だからと言って簡単にVITA-01を乗りこなせはしない。このマシン特性になれるのに3日もかかりましたよ。シャーシが柔らかめなのでツーリングカードライバーでも最初は違和感なく乗れるでしょうが、そこからが大変。なかなか奥の深いマシンだと思いますよ」と笑う。

 いずれにしても、VITA-01ドライバーの多くは異口同音に語るのは『本格的レーシングカーで走ることの喜びは大きいし、クルマのイコールコンディションが徹底されているから、勝負はドライバーのウデで決まる。だから勝った時の嬉しさは他のカテゴリーでは感じられないと思う』という点。そして、それこそがVITA-01レースの最大の魅力なのだろう。

~猛暑を吹き飛ばす熱いレース展開!~

 朝から真夏の太陽が照り付けるコース上、気温は高く路面温度も急上昇。朝9時10分から開始となった予選、各車コースインするが、なかなかタイムは上がらない。50度近い路面温度ではタイヤのグリップダウンを考えなければならず、早めのアタックとなった。

しかし、タイムは1分33秒台と開幕戦の2秒落ちである。まず佐藤選手がトップタイムをマークして暫定ポールに立つ。それに対し、大島選手は今回もチェッカー間際にアタックに入るのだが、今回は逆転ならず2番手タイム。そして坂本幸照選手が3番手に滑り込む。これまでベスト10に入る事のなかった坂本選手だが、これは大健闘。完全イコールコンディションのVITA-01レースでは努力とタイミングによっては誰にでも上位入賞のチャンスがあることを証明してくれた。

さらに気温が上昇した12時50分からの決勝、第1コーナーまでの先陣争い、ポールの佐藤選手がそのままホールショットを奪い、2番手は大島選手と大きな混乱はなかったのだが、第2コーナーをクリアして加速するポイントで中団グループの数台が接触し、一台が大きくフロントをクラッシュしてコース上で止まってしまった。ここで管制から赤旗掲示が指示されレース中断となってしまうのだ。

中断から40分近く過ぎたころ、ようやく事故処理が終わってコースクリアとなり、クラッシュのため出走を断念した3台を除く13台がグリッドに再整列しペースカー先導により再スタートが切られた。



2周のローリングを終えてペースカーはピットロードへ向かい、実質10周レースのグリーンフラッグ。
スタートでは佐藤選手がポジションを守ったが、2周目には大島選手がトップ浮上。ここからは開幕戦と同様に二人のマッチレースとなってゆく。3番手には坂本選手がつけ、上位2台のバトルを見ながらチャンスを狙う。この上位3台が後続を引き離し、4位争いの浅井康児選手と平中繁延選手は10秒近くも離されてしまう。

タイヤを休ませ、レース終盤に一気にトップに立ついつもの戦略と思われた佐藤選手だが、最終ラップに大島選手をコンマ2秒差まで追い上げたがオーバーテイクならず。なんとかポジションを守り切った大島選手が念願だった初勝利を手中にしたのである。



「とにかく一瞬なりとも気を抜けないレースで、トップに出てからも必死でした。でもとうとう勝てました、やった!!」と汗だくになりながらも嬉しさ一杯の大島選手。対する佐藤選手、「クラッシュによるレース中断で気持ちが乱れたかな。逆転はできると追ったんですが逃げられてしまった。今回は恒志堂レーシングで表彰台独占しようと思ってたんですが残念です」と疲れた様子。3番手の坂本選手、「自分はちょっと離れましたが、激しいトップ争い後方から楽しめましたよ。私もようやく表彰台に上がれましたし、楽しめました!」との感想。



猛暑の中、気持ちを切らせないよう集中することが必要条件だった今回のレース、いつものような激しい先陣争いと思わぬ選手の上位進出で、VITA-01レースの魅力を堪能したレースとなった。



<N0-Vitz・TS-86/BRZ>
~三浦康司、実力発揮の独走ウイン!~


 久しぶりに大分ナンバーのヴィッツを持ち込んでくれた三浦康司選手、「もうこのサーキットでは何度も走らせてもらって好成績も挙げさせてもらい、感謝してるんですよ。N0-Vitzは参加台数が少ないと聞いたもので、また九州から遠征してきました」とニッコリ。「また勝ちに来ましたね?」と問うと、「いえ、北海道Vitzレースの第一人者である阿部さんの息子さんが出てるでしょう。阿部晃太くんは侮れませんよ」と準備は怠りない。
だが、今回においては三浦選手の優位は全く動かなかった。予選から2番手を1秒半もの大差で引き離し、決勝でも大差をつけて逃げ切ってしまうのだ。後方集団の混乱で順位を下げた阿部選手が最終ラップのストレートで加藤由記選手をわずか100分の4秒という僅差でかわし2位入賞となった。


86/BRZは今回から1台増えて出走2台となったが、ほとんどバトルもなく初参戦の三浦稔呂選手がトップチェッカーを受けた。


<N1-1000>

~なかむらりょうこ選手の完全勝利!~

 わずか出走3台とさみしいクラスとなったN1-1000、初代ヴィッツのワンメイクといっていいクラスである。ここはスポーツ走行からなかむらりょうこ選手の独壇場で、一度もトップを譲ることなく予選、決勝とも速さを見せつけてくれた。決勝の終盤には藤原広紫選手が追い上げてきたが、それも想定内だったようで2秒ほどのリードを保ったままチェッカーとなった。


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